ハワイの 借地コンドミニアム トップ7

ハワイの借地不動産は、完全に土地を所有できる所有権物件に比べて、セカンドクラス、または質が低いと見られる傾向があります。

確かにある意味正しいかもしれません。借地期間が満了すると退去しなければなりませんし、住居を失うことになるのは大半の不動産購入者にとっては魅力がないからです。

所有権が提供されるという稀な場合もあります。ただ多くの場合、リース期間の終了と同時に退去しなければならないケースがほとんどです。

それでは借地権物件を購入する利点は何でしょう?

借地コンドミニアムの特徴を生かして、テナントに貸し賃料でキャッシュフローを生み出すバイヤーが存在します。
またフィーオーナーシップを利用して本来なら手に入れられなかったような物件を手軽に所有できるなど、借地物件には明白な需要があるのです。

市場で意見をする人の為に、ここで非常に魅力的な借地コンドミニアムをご紹介しましょう。
ここでご紹介するのは、ハワイにある借地権コンドミニアム、ベスト7です。(5件は借地専用のコンドミニアム、2件は借地と所有権が混在した物件です)

なぜ7件?それはこの7件が他に比べて特に特別だからです。同じような物件ではなく、個性的な特徴を持ったコンドミニアムをご紹介しましょう。

アドミラル・トーマスアパート (リースの有効期限:2046年)
アドミラル・トーマスアパートメンツは、 開発者ブルース・スタークにより建設されました。その名前は広々としたフロアプランから名付けられました。
彼の他のプロジェクトは ヨットハーバータワーズ、 ロイヤルイオラニワイラナワイキキワンウォーターフロントタワーとなどで当然のことながらこの物件も含まれています。

ここでは、少なくとも1ベッドルームは75平米から151平米、2ベッドルームは147平米から165平米、そして3ベッドルームに関しては最低でも179平米の広さがあります。
これだけの広さをもつ物件は非常に少なく、バルコニーだけでもさらに5平米から26平米の広さがあり、平均で9平米の屋外の広さが加わるのです。

自宅からはダイヤモンドヘッド、コオラウ山脈、都市の景観と夜景などが素晴らしい景色がご覧になれます。もちろんここ熱帯の島ながらの美しい日の出やサンセットも楽しむことができるのです。

自宅周りも特別です。通り向かいには ホノルル美術館 があり、近くには ブレイズデルセンターがあります。ベレタニア通りを越えるとそこにはトーマススクエアがあります。

生活環境はH1が近くに走っており、ベレタニア通り経由で2−3分でダウンタウンへつきます。ロングス、セーフウェイ、フードランド、ウォルグリーンまでは徒歩で行くことができる非常に便利な環境です。

最後にアドミラルトーマスアパートを特別にしている際立った二つの魅力をご紹介します。

まず最初はそのメンテナンスと管理が非常によくされているという評判です。生活をする上でも、また物件を再販するにも、メンテナンスがきちんとされ管理がされていることは大変重要な要因となります。

次に、69パーセント以上の所有者がここに住んでいるという事実です。
定住率が高いということは固定維持費はおそらく安定することでしょう。これは強力で価値ある物件であるという良い兆候であり、不動産を探す際に大切なポイントの一つです。

カンタベリー・プレイス(リースの有効期限:2051)
アドミラル・トーマスと同様に、ここもブルース・スタークによって建築されました。カンタベリー・プレイスは、著名なワイキキの建物です。
エナロードとアラモアナブルバードのすみにたち、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ、ワイラナコーヒーハウスとフォートデルッシー公園が近くにあります。ここでは楽しみがたくさんあります。

フロアプランはアドミラルほど広くはありませんが(いくつかの所有者がバルコニーを所有しています)かなり広く快適なサイズです。
1ベッドルームは71平米から76平米あり、2ベッドルームは101平米から117平米の広さです。
この2棟を比べるとカンタベリー・プレイスはそのバルコニーの広さで上回ります。最小でも10平米の広さがあり最大では51平米の素晴らしい広さを誇ります。

この家から見れる景色は飽きることがありません。
アラモアナの公園からの景色は広々としており、これから先もずっと約束されるでしょう。ダイヤモンドヘッド、コオラウ山脈、ワイキキと市内の夜景、そして地平線へと続くう青い海。美しい日の出とサンセットの景色は母なる地球の雄大さを感じることでしょう。

もちろん家の外にも楽しみが溢れています。
ワイキキで最大のビーチは徒歩数分でいけるという便利さです。
有名なレストランやショッピングは建物の周りにあり、自宅建物の中にも有名な店が二軒あります。

自宅にいるときもゆっくりと過ごすことができます。同じフロアには3軒しか住人がおらず、外の渋滞や騒音とは離れた静かな空間がそこにあります。娯楽を楽しみたいときはプール、サウナ、ジャグジー、パドルテニスコートなどでリフレッシュすることができます。

ここは所有権物件と借地権物件が混在しています。したがって自分の要望にあった物件を見つけることが可能です。最終的な意思決定において重要な要点となります。

カンタベリー・プレイスはアクティブで社交的なライフスタイルを送るのにぴったりの場所です。ただしそれだけに人気が高く、常に部屋があるという訳ではありません。
タイミングよく見つけられればそれは間違いなく幸運なことでしょう。

ダイヤモンドヘッドビーチホテル(リースの有効期限:2032)
ダイヤモンドヘッドビーチホテルは ゴールドコーストビルのうちの一つで、ダイヤモンドヘッド近くにあり特に海側に位置しています。
このエリアの他の物件に比べると海岸線よりに位置しており住民が座って波を見れるプライベート芝生のエリアがあります。
ゆったりと過ごせる落ち着いた時間がここにはあります。
このコンドミニアムの設計はユニークで下のレベルがトップよりも幅広になるように台形のデザインとなっています。

これによりを広い敷地に様々な異なるフロアプランが存在し大変ユニークな作りとなっています。スタジオの広さは21平米から43平米、1ベッドルームは43平米から120平米の大きさとなっています。

ベランダの大きさは様々で5平米から33平米までの広さがあり、ダイヤモンドの素晴らしい絶景を目の前に見ることができます。
海岸線と太平洋の打ち寄せる波をすぐ近くで見れる日常はここに住む醍醐味といってよいでしょう。ここが特別なのは、海の景色だけではなく、その音を感じられるということです。

山側ではダイヤモンドヘッドすそに広がるカピオラニ公園にてレクリエーションを楽しむことができます。
地元で人気のカイマナビーチ からはすぐ近くです。ショッピングやレストランに溢れるワイキキからは散歩がてら気楽にいける距離です。
住民の多くはこの恵まれたロケーションが気に入っていますが、何よりもここは静かで、ゆったりとした雰囲気に魅了されているのです。

1つの問題があるとすれば所有者のほとんどは短期バケーションレンタルとして貸し出しているということです。これは実は法的ではないのにも関わらずです。今のところ、それは収入をもたらしていますが将来的にこれは終止符をもたらす可能性があります。この点に注意して決定する必要があります。
いずれにしてもあなたは魅力的な場所を持っているということに変わりはないのです。

ディスカバリーベイ(リースの有効期限:2039)
ディスカバリーベイはアラモアナ近くに立地しているという好条件だけでなく、多くの魅力を備えた物件です。 ビルのストリートレベルとその地下には多くの飲食店、レストラン、バーがあり少なくとも一つか二つはいつも立ち寄るお気に入りのお店が見つかることでしょう。
他にも近くにある アラモアナセンター なら最高のショッピング、ダイニングが溢れておりまさにここは楽園と言えます。

二つのガラスの塔からは通り向かいのビーチから広がる太平洋の素晴らしい海の景色ご覧になれます。またコオラウ山脈、そしてとライトアップされた街の夜景を毎晩眺めることができます。
ワイキキで最大のビーチへわずか数分、ここは毎週金曜日の夜の花火が開催される有名な場所です。自宅からこの花火を見ることもできるでしょう。

ユニットはスタジオ(43平米)から巨大な2ベッドルームスイート(176平米)まで様々なニーズにあわせたユニークなレイアウトとなっています。スタジオにベランダはありませんが、他のユニットには8平米から30平米のベランダがあり広々とした空間、素晴らしい景色とリゾートの雰囲気を彩っています。

借地権の状態はユニークなものとなっています。ディスカバリーベイAOAOが権利の62パーセントを所持しており、他の6つの団体が残りの38%を保有しています。AOAOはこの残りを買うために動いています。もしそれが成功した場合は、最終的に住民に所有権として購入する機会が生まれます。

この状況は二つの状況を意味します。一つは全てのすべて当事者が2039年リース満了時にどうするかを決定しなければいけないということ。二つ目はAOAOを通じて所有権をもつ所有者のためにコンドミニアムを強制的に退去するようには求められないということです。通常の借地権マンションではそのようなことは一般的に行われますが、ディスカバリーベイはそうではありません。

このプロテクションはワイキキでの真の絶好のロケーションという事実とともにこの場所をより一層特別なものとしています。この借地問題はまだ完全に解決していませんので、慎重に考慮検討し、ホノルルの不動産プロフェッショナルからアドバイス受けることをお勧めします。

カハラビーチアパートメンツ (リース期限2027年)
カハラビーチアパートメンツはハワイの不動産ウォッチャーの間で話題の物件です。このコンドミニアムはビーチのすぐそばに位置しており、有名なカハラホテルのすぐ横にあるということで常に脚光を浴びています。

エレガントで高級なインテリア、そして広く大きなスペースは上品で優雅な印象を与えています。一番小さいユニットは1ベッドルーム、広さは99平米、2、3、4ベッドルームはさらに広く大きすぎるぐらいのゆったりとしたスペースです。
ほとんどのベランダは27平米の広さがあり、トロピカルな庭の景色や美しい太平洋の海岸線を日常的に楽しむことができます。

そこは静かな人里離れたコミュニテイで、本物の安らぎを手に入れることができるでしょう。オリジナルのハワイ5-0や、 私立探偵マグナムなどのテレビでも放映され、時代を超えて有名人、セレブリティを魅了し続ける価値のある本物の財産です。

色々な憶測はありますが土地所有者、カメハメハスクールは期間満了時に権利を提供しないだろう見られます。2027年がきた暁には銀行は住宅のために住宅ローンを提供することはありませんので、支払いは現金になります。迫り来る期限切れのため、いくつかのケースでは格安にて販売される現象もありました。

このようなユニークな背景のため、買い手は2027年以降は存在しないかもしれないこの不動産の状況を十分理解する必要があります。それでもこの素晴らしいビーチに面した家で生活するチャンスは十分に価値があります。

サンスーシ (リースの有効期限:2024)
サンスーシはハワイで も最高の景色を持っていると言われています。
カイマナ・ビーチの美しい砂浜を境に右側のゴールドコーストの先頭に位置しています。建物の裏口を出るとすぐそこはビーチなのです。

ここが他と違う一番の要因はその開放的な環境です。ゴールドコーストの多くの建物は海に面する部分が狭く立地していますが、サンスーシは違います。サンスーシは建物全体が長方形のように海岸に面して立っているため、全ての家から美しい海や海岸線、ワイキキなどが見える作りとなっています。

バルコニーからは、ホノルルの海岸線、ワイキキのモダンな景色などまさにワイドスクリーンの眺望です。毎日海に沈む夕日、毎週金曜日のワイキキの花火のショーは日常の一部なのです。

実際にバルコニーは10平米〜33平米ほどの大きさがあります。これらがサンスーシを特別にしていると言っても過言ではありません。なぜなら他のコンドミニアムに比べて所で広さが奥深く大空間だからです。
一部の住民はここにクイーンサイズベッドを持ち込み毎晩波の音を聞きながら眠りにつきます。どんなに素晴らしいか想像してください。

これに加えて高級レストランなど徒歩圏内の距離にあるという便利さです。通り向かいのカピオラニ公園、そしてワイキキにある全ての人気スポットへのアクセスの良さはよりこの場所を魅力的にしています。

リースは2024年に終了するため現在抵当を得ることは不可能です。土地は家族信託によって所有されており、おそらく所有権を販売するのではないかと言われています。これらは推測の域を超えず、現段階ではどのような決定がされるのかはまだ決まっていないのが現実です。

ワイキキビーチタワー(リース期限:2039)
ワイキキビーチタワーはいくつかの理由で他の物件とは違う個性を持っています。まずここは真の コンドテルです。1日からでも短期ステイのレンタルが可能です。そしてホテルと同じようにフロントデスク、コンシェルジュ、毎日のハウスキーピング/ターンダウンサービスがありますがワイキキビーチタワーコンドミニアムの部屋の大きさは、典型的なホテルの部屋の大きさではありません。

すべてのユニットは2ベッドルームで内部の広さは94平米ー106平米あり、ワイキキのホテルの約9割の部屋よりもはるかに大きく広くなっています。これは短期レンタルで貸し出す場合に旅行者を引きつけると同時に、実際に生活する場合でもゆとりある生活空間は大きな魅力です。

バケーションレンタルのオーナーか、実際に居住者となるかは難しい選択かもしれません。ワイキキビーチから通りを渡ってすぐの絶好のロケーション、そして15平米のバルコニーでリラックスしながらコオラウ山脈、海岸線と美しい海を眺めることができるのです。目の前のビーチはあなたの庭のようなものです。
フロアには4戸のみというゆったりした作りのため、ホテルで経験する外の交通騒音などきにすることなく家でリラックスすることができます。

ここは所有権と借地権の混在物件であるため、一部のユニットには所有権があります。したがって所有権を得ることも可能で常に価格が上昇しているここホノルルでは非常に魅力的と言えるでしょう。(ただし常に上昇するという保証はありません)

重要なのは、ここは海に囲まれたハワイの不動産の中でも非常にまれな一つであるということです。 借地権コンドミニアムの中でも、ワイキキビーチタワーはまさに特別です。

借地権は正しい選択か?
それは難しい質問の一つで、じっくりと考え検討すべき決断です。全ての借地権物件に正しい答えをできる人は誰もいません。ここにご紹介したように、所有権と借地権が混在するもの等様々な種類があります。ただ長期的な投資としてはお勧めはしません。
これらは選択の一つです。一つ言えることは、これがホノルルで家を持つということへの初めの一歩となることは間違いありません。

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