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どのようにして適切な物件に的を絞るか

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砂時計の砂が小さな穴から均等に上から下へ落ちていくように、流れというものは重力の法則に従って常に同じ時間をかかるものです。しかしどうやったらこの砂は逆方向へ流れていくのでしょうか?

最近、ハワイを訪れたお客様が、ホノルルのコンドミニアムの物件購入に当たっての検索パラメーターを教えてくれました。「ビーチに近いけれども治安が良く静かな場所にあって、温水プール付きかつすぐ引き渡せる状態で、100万ドルまでのコンドミニアムを探してほしい」とのことでした。

的確な戦略と柔軟性、妥協する意があれば、非常に簡単に実現可能な要望です。
しかし、そのお客様は既に捨てたオプションをまたずっと考え始めてしまいました。完璧な状態や完璧なロケーションではなく、何らかが素晴らしい、ということが一番適したオプションでした。

何らかの素晴らしい最も適切なオプションに的を絞らず、そのお客様はもっともっとと色々なコンドミニアムを見たがり、そのうちのいくつかは最初述べていた条件から明らかに逸れているものでした。

これが最初の砂時計の例え話につながる訳です。砂時計の砂が疑い、ためらい、その砂のあるべき流れから逆の動きをするように、このお客様も疑い、ためらい、最初の条件から逸れるようなコンドミニアムを見始めたのです。

ユニコーンはこの世に存在しないように、完璧なものは捉えられず、素晴らしいものを求める方が理にかなっています。

元々の希望に逸れる追加オプションに至るまで、完璧なユニコーンのような存在のコンドミニアムをもとめることは、逆にお客様ご自身を混乱させてしまいます。完璧を求めず、許容できる素晴らしい物件に絞ったほうが成功する可能性が高いのです。

関連記事: ハワイの不動産購入の心理学とあなたの行動を阻む3つの「P」

残念なことに、そのお客様は翌年にもっと良いコンドミニアムが出るだろうと考え帰って行きました。「もし他に似たような物件が出てきて、ビーチにも近ければ、とても興味があります。」と。

本質的な問題は適切な素晴らしいオプションが不足していることではありません。いくつかのコンドミニアムは、すべての点で「完璧」ではなかったものの、実際には最も「素晴らしい」オプションであったという認識が欠けていたことです。

存在しないユニコーンのように完璧なコンドミニアムは今日のみならず未来永劫存在し得ないのです。

素晴らしい状態のコンドミニアム(黄色の重なっているところ)と素晴らしいロケーションのコンドミニアム(薄青の重なっているところ)が、お客様の予算内でいくつか売られています。しかし、状態とロケーションの2つの条件で素晴らしいを満たす100万ドルのものは非常に稀です(緑色のかさなっているところ)。

いくつかの完璧な状態の物件(オレンジ色のかさなっているところ)と完璧なロケーションの物件(濃い青のかさなっているところ)は100万ドル以内にありますが、両方を満たしているものは存在しません。

完璧なコンドミニアムを探す代わりに、希望の80%を満たすほとんど完璧なコンドミニアムを考慮したほうが良いでしょう。

100万ドルの楕円内の重なり合う円の間の小さな緑色のセクションが、「優れた状態」と「優れた場所」の最良の妥協点を表していると考えてください。

おそらくそのお客様が購入を躊躇したのは、来年になったらより良いオプションが入手可能になることを確信していたからではありませんし、よもやお客様のニーズやウォンツの明確さを反映していたわけでもありません。おそらく、完璧な物件を手に入れるには予算がタイトで完璧な物件は許容範囲外だったから購入に至らなかったのでしょう。

現実的に、どんな価格でも期間でも完璧な物件などありません。可能な限り最良のオプションとは、予算内で購入できる最も優れた条件での一致であるとすぐに認識すればするほど、成功の可能性は大きくなります。

しかし標的を定め、最も素晴らしい条件の一致だと認識できるツールとは何でしょうか?

PDEメソッド: 優先順位付け、差別化、排除
全ての人は何かしら忙しいわけですが、忙しいことは、目標に向かって意図的に動くこととは何の関係もありません。意味のない「忙しさ」は時間とエネルギーの無駄であり、何も達成させてくれません。

意図した方向に目的を持った「速度」だけが、あなたが望む場所にあなたを導きます。

順調に進み、目的を持って目的の方向に迅速に進むために、PDEメソッドを適用できます。優先順位付け、差別化、排除は、適切な物件を見つけ、的を絞ることを含め、私たちの生活の多くの分野で非常に有効です。

1)ニーズとウォンツの優先順位付け

あなたにとって重要な全ての住宅の特徴、一軒家なのかタウンハウスなのかコンドミニアムなのか、レイアウト、立地や近隣、通勤、値段、寝室の数、サイズ、安全性、プライバシー、眺め、駐車場、プール、アメニティなどを考えます。

これらの特徴を以下の2つに分けます:

A) ニーズ:ニーズとは必ず必要な住宅の特徴が当てはまります。交渉の余地がないものです。例えば一階建てのレイアウトで3ベッドルームが必要で、予算が150万ドルの場合、2階建ての2ベッドルームの物件で300万ドルのものをみるのはほとんど意味がありません。ホノルルの市場に対しても望む内容も現実的でなければなりません。オアフ島には4台の車のガレージがある住宅はそう多くありません。

B) ウォンツ:ウォンツとは絶対に必要では無いができればあった方がいい特徴を指します。自身の求める内容がニーズなのかウォンツなのか理解する必要があります。知ることによって、自分の持っている物の中で生活するのか、他人に負けじと見栄を張り苦しむのかの差がでてきます。ウォンツを最も満たす住宅を選ぶかわりに実用的であることを考慮し、あなたのニーズに最適な住宅を選択してください。両方のリストを比較し、妥協または削除してもいい特徴を決定します(!)。ここは自分の心に正直になってください。おそらくそのうちのいくつかは第3のリストへ移動すべきものかもしれません。

C) あればそれに越したものはないもの:これは必要としていない特徴で、ほとんどボーナスとして手に入れるものです。

重要度に応じてそれぞれの特徴をそれぞれのリストに振り分けてください。各項目の優先度を互いに比較して確実に明確にしてください。 –「短い通勤時間よりも物件の大きさが本当に重要なのか?」といったようにです。

いくつかの住宅オプションを比較して、市場の現在の現実をよく理解してください。予算内で「ニーズ」の80%以上と「ウォンツ」の多くを満たす、またはそれ以上の家を見つけることを目指します。

もし、重要度による優先順位の付け方がわからないなら、ベンフランクリンの有名な意思決定手法を使用してください。2列に分けてそれぞれニーズの長所と短所を紙に書き出し、重要度や影響度で慎重に意味付けしていきます。焦ってはいけません。そうすることで最も優先すべきニーズが自ずと明らかになります。

2) 変えることができるものとできないものを区別する

重要な優先度の高い「ニーズ」のいずれかが、検討中の物件で優れているとは言えない場合はどうなるのでしょうか?

簡単です。「それは修正可能なオプションなのか?」を自問自答してください。おそらく修正可能です。ほこりアレルギーがあり、「ニーズ」リストの堅木張りの床が高い場合は、既存のカーペットを木製の床に簡単に交換できることということを理解しておいてください。

ズームアウトして、全体像を考慮し、些細な修正にこだわらないでください。

ただし、いくつかの欠点は実際には変えることのできない状態または欠陥であることを認識してください。「平和で静かな庭園」が自身の「ニーズ」リストの上位にランクされている場合、あなたの住宅の背後にある騒々しい高速道路は変えることのできない欠陥です。 あなた自身の力では修正することはできません。 そして、堅木張りの床にしても騒音を補うことはありません。

あなたの「ニーズ」によりよくマッチする次の物件の話に進みましょう。変えることのできない欠陥があり、そのためあなたの中での優先度の高い「ニーズ」を満たさないことで希望とそわなかった物件を再訪することはほとんど意味がありません。

物件の場所は常に変更不可能であり、物件の状態はほとんど修復可能であることを認識してください。 物件の場所を変更または修正することはできません。 それはあなたがコントロールできる範囲を超えているものです。 物件のロケーションはあなたのニーズに合うかそうでないかのどちらかです。しかし、あなたは物件の状態の多くの部分をを改善することができます。

したがって、条件とサイズよりも物件のロケーションを優先することを検討してください。 立地がすべてです。

「完璧」の円と「優れた」の円の上部にある最初の図をもう一度見てみましょう。 物件の条件の改善はあなた自身の力が及ぶので、「完璧な場所」にあるが「優れた条件」(濃い青の重なっているところ)未満の物件は、「優れた場所」にある「優れた条件」の物件よりも希望と一致する可能性があると考えられませんか(緑の重なっているところ)?

「変更可能な」状態と「変更不可能な」状態を区別することで、他の方法では考えられなかった新しい考え方を得ることができます。

人生は完璧ではありませんが、正しい考え方をすれば素晴らしいものです。 物件オプションも同様です。 予算内で最も容認できる妥協点で手を打つことが大事です。

3) 選択肢の排除:オプションの呪い

 「ニーズ」対「ウォンツ」で優先順位付けし、「変更可能」条件と「変更不可能」条件を区別した後でも、一部の買い手は、どの家が一番好きかを決めるのに苦労しています。 彼らは適切な選択肢の中でも決心することはできず、代わりに、「まだもっと良い物件があるはずだ」と考えて、さらなる物件を探し続けることを望んでいるのです。

FOMO –まだ何か見逃しているのではないかという恐怖は、他のものを探し続けるための強迫観念に変わり、多くの場合、元の最も重要な「ニーズ」基準を忘れます。  –そう、また同じことを繰り返すのです。お客様が混乱してイライラするのも不思議ではありません。

この逆効果的な考え方は、「隣の芝生は青い」症候群の別の形です。  「オプション」は呪いになり、「完璧主義」と変わりません。

この考え方から抜け出すには、「選択肢を排除する」方法を試してください。

「どの家が好きですか」と尋ねる代わりに 反対のアプローチを使用します:「どの家が最も好みと合わないですか?」と聞くのです。

物件を見るときは、閲覧時に各物件の詳細なメモを取ります。 各物件に説明的な名前を割り当て、鮮明なイメージを作成して、見た住宅の個性的な部分を思い出せるようにします。

最初の3つの物件を見た後、これまで見た3つの家のうち最も魅力のない選択肢を排除する必要があります。  4番目の家を見た後、最も魅力のないオプションを再度選択肢から削除する必要があります。

目標は、第一印象に基づいて選択肢を簡素化することです。 どの選択肢が最有力候補ではないかをすばやく特定し、完全に排除します。

1ダースの家を購入する準備ができていない限り、閲覧した日の終わり上位2つの物件より多くの物件を考慮に入れる必要はありません。

残りの2つのオプションのうちどちらがより上位の候補か明らかでない場合は、より徹底的な内覧と比較のためにフォローアップ訪問を計画します。 ベンフランクリンメソッドを再度使用して、最終的に最適な物件はどれかを確立します。

選択肢を排除することで、無関係な動揺が減り、不安が減り、生活が簡素化されます。 その結果、物件購入にあたっての考え方の堂々巡りを防ぎ、逆効果的な分析のリスクを最小限にし、適切な物件を購入する流れに焦点を絞るのに役立ちます。

私たちはみなさんをずっとサポートし続けますので、 成功のためのもう1つの単純なメンタルモデルをお伝えします:

タイガーウッズの簡単な2段階成功方程式

人生は圧倒的に思えるでしょうが、私たち次第でもあります。 これは、最も合う物件に焦点を絞る場合にも当てはまります。 高得点者は、現時点で重要なことだけに焦点を合わせて実行するため、前へ前へ進んでいきます。 同時に、彼らはすべてのノイズをうまく排除しています。

シンプルですが、簡単ではありません。 そうでなければ、より多くの夢想家が牽引力を獲得し、現実で実行に移し始めるでしょう。

一見、買う気に満ち溢れた何千人もの買い手がハワイで家を買うことを真面目に考えており、意欲、能力があると言っていますが、多くの人がその夢を現実に変えるには至っていません。

a)理想的な世界の明確な心理的表現、b)必要な措置を講じること、c)計画を容赦なく実行する人、はごくわずかです。

ゴルフの伝説的存在、タイガー・ウッズは、彼が高い成功レベルでどのようにプレーできるのかと少し前に尋ねられたとき、それに対して最も的確に説明しました。 真面目で簡単な言葉で、「まず、ボールがどこに行く必要があるかを正確に判断します。 第二に、ボールが然るべきところへ行くような最良の方法を見つけます。」と答えました。

つまり、タイガーウッズの基本的な成功式は次のとおりです:
1. 欲しいものを正確に知る
2. 最善の計画を見つけて実行することを確約する

バスルームの鏡に上記を書いてください。そして、 私たちの生活のあらゆる側面にこの概念を適用してください。  「人生でどこにいたいのか? 関係、目的、貢献、健康、フィットネス、経済的安定でもってどうありたいのか? どんな生活をしたいのか? そして、どこに住みたのか?」を自身に問いかけてください。

私たちにはあらゆる選択肢があり、自身の人生を思い通りにデザインすることができます。どの道を取るべきか、どのような人生を送るべきかを決定するというユニークな才能があり、砂時計の砂が、必ず単一の方向に流れ、後退しないように、適切で計画的な連続的行動をとることが必要なのです。

私たちは皆さまに合っている物件を見つけるられるように心からサポートをしています。 私たちはお客様の成功にコミットし、そのために必要なものは何でもする準備をしています。 物件を売買する準備ができたら、お問い合わせください。

どのようにして適切な物件に的を絞るか was last modified: 4月 6th, 2020 by Hawaii Living
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